チェスクラブ運営1年目のまとめ
1年の活動まとめ
2022年3月12日に初例会があり一年で計12回。
近くの埼玉と東京からはもちろん、
兵庫、千葉、群馬、オーストラリアから来ていただきました
設立から夏まで
初めての例会を開催するにあたってtwitterでの告知をすると、なんとチェス講師の上原さんも蕨在住だということが判明し、開催前にクラブ運営について色々相談に乗ってもらうことができました。
無事初回の例会が成功してからは、運良く蕨チェスクラブを気に入っていただき、早い段階で常連の方が数名できました。加えて、個人としてはGWオープンで優勝しました。
大半が経験者でしたが、小学生を中心にチェスに興味がある方も参加していただきました。
残念ながら初心者の方への導入が上手くいかずに、初回のみの参加になってしまうことが多かったです。
7月までは例会も定期的に開催して、さらに上原さんが協力してくださり、夏の初級者大会へ向けて準備を勧めていましたが、感染拡大により夏の間は大会と通常例会を開催を中止しました。
チーム選手権と会場移転
感染拡大が続き、例会はありませんでしたが、9月17、18日に開催のチーム選手権には蕨チェスクラブとして出場しました。
参加者が過去最高で会場はお祭りのようでした。活気があり通常大会の殺伐とした空気がなく初めて大会に参加するのに最高に思います。大会の終わりに飲んだビールは格別でした。
この後に、飯能チェスクラブを盛り上げるために、ピノーさんの同時対局イベントを開催することになり、事前準備に協力しました。
そこから、川越、和光朝霞、飯能、所沢、蕨の埼玉の全チェスクラブが集結して色々話し合いをするようになりました。各クラブで特徴は違いますが、根底にあるのはチェス人口の裾野を広げたいということでした。
どのクラブの運営の方も例会の雰囲気もよく今でも時々集まって話をしています。
その後も感染状況を理由に、10月22日の10回目の開催までは何も活動が無くほとんど存在を忘れられていたのを実感しました。この時に常連さんのアドバイスと自分の経験からも、北区の赤羽会館に会場を移転することにしました。JR赤羽駅は線路が4つ通っていてアクセスのしやすさが段違いで、実際に参加者の増加につながりました。
なにわオープン出場から2023年4月現在
12月には個人として、なにわオープンに参加し、結果は3位でした。
大会の雰囲気は、初対面でも参加者同士雑談が絶えない暖かい空気なのが印象的でした。
大会後に大阪阿倍野チェスクラブとアンパサンチェスクラブの運営と常連の方から、昔の日本のチェス界や今のチェス界の事を沢山聞かせていただきました。
来日していたIMの池田惇多さんと、京都ボードゲーム研究会主催の会で初めてお会いしました。
池田さんが私が書いたGWオープンの自戦記を読んでくれていたのを知り、すごく嬉しかった思い出があります。
12月になにわオープンに参加してそこで関わったご縁を元に、
2月には強豪の野口さんをお呼びしてレクチャーを開催しました。
そして3月からは蕨開催がなくなり完全に赤羽公民館での開催になるためクラブ名称を赤羽チェスクラブ変更しました。
ただ今でも心は蕨にあり、蕨チェスの時に埼玉で仲良くなった埼玉のチェスクラブの仲間にも入れていただいています。
そして4月に日本チェス連盟公認のクラブになりました。
今後の運営方針
設立当初はカジュアルと競技チェスの架け橋となるようにと思い描いていましたが、そもそものチェス人口の母数が足りない事を痛感しチェスを知ってもらう活動もする事にしました。
ここから2〜3年は初心者向けレクチャーを用意して裾野を広げる活動もしながら
通常例会も続けて、更に野口さんのレクチャーのようにOTBレート2000以上を目指すきっかけになる機会も得れるような、チェスの入り口から上位層への道まで1つのチェスクラブで成長できるような、
チェスにハマった人がどのレベルでも楽しめるような集まりにしたいと思っています。
公式戦の開催に関しては今のところ考えていません。
理由は簡単で、関東では頻繁に大会や公式戦例会が開催されているため、特に赤羽での大会開催に意味を見出せないからです。
これで終わりになります。
拙い長文を読んでいただきありがとうございました。
これからも赤羽チェスクラブをよろしくお願いいたします。